mainstream mediaと美について
自分にぴったりなスキン「ケア」を見つけた。
昔から敏感肌でアトピーも酷いから、ずっと色んなクリームや薬を塗っていたけど、その割にはあまり効果が無くて、ニキビにも悩んでいた。
で、最近ふいに「何も肌に乗せないようにしてみよう」、と思った。
洗顔材もほとんど使わず、化粧水も辞めた。保湿クリームだけ塗るようにした。
そしたら、肌の状態がみるみる良くなって、今ではニキビはほとんど消えたしアトピーも落ち着いている。
つまり、ケアしないこと、それが一番のケアになる時もあるのだ。
いつも「これをこうするには何を使えばいいかな」という思考になりちだけど、足し算よりも引き算をしたほうが有効だという時もあることを忘れてはいけないのだ。
とにかく量にこだわる今の世の中でそれを実現するのは中々難しいが。
携帯を持っていると嫌でも一般的に美しいとされる顔立ちの人がたくさん目に入る。そして嫌でも自分をそういう他人と比べてしまう時もある。
けど、今の時代、ほとんどの写真は加工されるのが当たり前なのだ。情報も顔も、盛るのが当然。それも忘れてはいけない。そして、今「美しい」、「可愛い」とされているものは数年後にはもう価値を持たない。
そんな移り変わるトレンドに合わせて生きるくらいなら、今も昔も変わらないものに沿って生きたいと私は思う。
そのいつの時代も変わらない美しさというのが優しさや聡明さといった、内面の美しさなのではないのだろうか。と、つくづく思うのだ。
自分が幸せかどうかを決めるのも自分の見た目ではなく心なのだから、たくさんの幸せを感じられるような心を育てるのも大切なはず。きっと。